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2018年10月10日発行

人間の「いのち」を考える
−人類遺伝学、遺伝臨床、生命倫理学の立場から−
(ISBN978-4-944157-27-3)

著者: 千代豪昭
 (元 お茶の水女子大学大学院人間文化研究科教授
  現 クリフム夫律子マタニティクリニック副院長)
定価: 2,200円(本体 2,000円+税10%)、A5判、114頁

本書は臨床遺伝専門医にして人類遺伝学研究者でもある著者が、あるボランティアグループが2015年に開催した指導者研修で1日かけて講演した内容をベースに大学で講義を行ってきた内容も加えて改編されたものです。
難しいテーマでもあるので、医学や生物学の素養がない方でも理解しやすいよう最初の研修会の講演スタイルを残し、講師と参加者が同じ目線で話し合う形で執筆されています。
キーワードは 「生命論から「いのち」を考える」 「人間とは」 「いのちの質」 「障害」 「先天異常」 「胎児医療」 「倫理と法律」 「生命倫理学」 など盛りだくさんです。

本誌をご購入の場合は ……………… 1冊 2,200円 (本体 2,000 円+税10%)
本書籍は、電子書籍(個人向け)でもご購入いただけます。

<目 次>
●推薦のことば  夫 律子
 (クリフム夫律子マタニティクリニック臨床胎児医学研究所院長)
1章 はじめに
1) 本日の講演目標
2) 自己紹介
3) 最近の出生前診断をめぐる話題から
2章 生命科学の立場から人間を考える
1) 胎児の発生から誕生まで
2) 種としての人間
3) 人間の定義についての法律的背景
4) 生命論による人間の理解
5) 生命論から人間の「いのち」を考える
3章 先天異常をめぐる医療現場から
1) 障害を正しく理解しよう
2) 先天異常はどれくらい生まれているのか
3) 先天異常はなぜ産まれるのか、生命論の立場から考える
4) 有害でない突然変異など本当にあるのか
5) 生殖細胞のゲノム異常だけが先天異常の原因ではない
6) 先天異常の予防について考える−ノーマリゼーション思想の重要性
4章 出生前診断をめぐる論争から「いのち」を考える
1) 出生前診断が導入された黎明期の日本の事情
2) 出生前診断と新しい胎児医療の出現
3) 胎児に染色体異常が見つかった場合の対応をめぐって
5章 科学思想が「いのち」を脅かす危険性 −戦前の優生運動の理解
1) 優生学とは
2) 優生学から優生運動へ
3) 出生前診断と優生思想
4) 優生論と批判されないために
5) 日本は福祉国家か
6) 社会の立場から −特に裁判判決をもとに
6章 医学教育や医療現場で重視される生命倫理学
1) 医の倫理
2) 生命倫理学と倫理学の違い
3) わが国の医療現場にあった生命倫理学の理論−「ビーチャムの原理原則主義」
7章 生命倫理学では「いのち」にどう向き合うか −事例検討
1) 障害をもった子供の治療をめぐって−私の体験事例から
2) ベビー・ドゥ事件
3) 救命手術は正しかったか−ある宗教が関係した事例
4) 減胎手術をめぐって
5) トリアージ
6) 救命ボート
7) 自己犠牲は道徳的?
8章 おわりに

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