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2021年6月30日発行

A Guide to Genetic Counseling second edition
〔日本語版〕
遺伝カウンセリングガイド

日本語版監訳:
(ISBN978-4-909508-13-3)

  福島明宗
  (岩手医科大学大学院医学研究科
   専門医学領域 臨床遺伝学分野)

  川目 裕
  (東京慈恵会医科大学附属病院 遺伝診療部/
   東北大学東北メディカル・メガバンク機構
   人材育成部門 遺伝子診療支援 遺伝カウンセリング分野)
  山本佳世乃
  (岩手医科大学大学院医学研究科
   専門医学領域 臨床遺伝学分野)
定価: 11,000円 (本体 10,000円+税10%)、B5判、556頁
本書は多くの認定遺伝カウンセラー養成校においても遺伝カウンセリングに関する基礎テキストとして用いられています「A Guide to Genetic Counseling, second edition」の日本語翻訳版です。
翻訳は全国の認定遺伝カウンセラー養成課程を持つ各大学に分担邦訳していただくとともに,本邦の実情に合わせた解説へのご協力をお願いしここに完成しました。
遺伝カウンセリングをこれから学ぼうとされる学生さん,すでに現場でご活躍の方々にも大変役立つ書籍となっております。

自信をもって遺伝カウンセリングを行うために!!
−信州大学名誉教授 福嶋義光先生 推薦−
国策の一つとなったゲノム医療に求められているのは遺伝カウンセリング(GC)の充実である。GCの真髄は「何を伝えるか」ではなく、「双方向のコミュニケーションをいかに充実させていくか」である。認定遺伝カウンセラー®を養成する大学院修士課程の関係者により翻訳された本書は、わが国の事情も考慮されたものとなっており、遺伝カウンセリングに関わる全ての方にとって必読の書であると言える。


本誌をご購入の場合は ……………… 1冊 11,000円 (本体 10,000 円+税10%)

内容目次
監訳者序文
前書き
Contributors
翻訳者一覧
●第1章 遺伝カウンセリングの実践
Ann P. Walker
翻訳者:吉田明子・勝部暢介・谷口仁美・高岡朱子・山本佳世乃

遺伝カウンセリングの実践
遺伝カウンセリングの定義と目標
遺伝カウンセリングにおける相互作用の要素
カウンセリングの背景と状況
遺伝カウンセリングの提供者
遺伝カウンセリングにおける専門的ならびに教育的な指標
専門家としての成長と技術の習得
付録:実践に基づく能力
遺伝カウンセラーの実践範囲
文献
●第2章 究極の遺伝学ツール:家族歴
Jane L. Schuette and Robin L. Bennett
翻訳者:勝部暢介・コ富智明

家系図の進化
家族歴の基礎
情報収集と家系図作成
家族歴の解釈と家系図の分析
家族歴入手の心理社会的側面
要約
文献
●第3章 インタビュー:お互いを見はじめること
Kathryn Spitzer Kim
翻訳者:齋藤加代子・吉田明子・山本佳世乃

はじめに
アイスブレーク(雰囲気を和ませること)
場の設定:質の中心
作業協定の作成
言語性と非言語性のコミュニケーション
特殊なインタビュー技法
家系図の聴取
評価
まとめ
謝辞
文献
●第4章 ケース準備とマネジメント
Wendy R. Uhlmann
翻訳者:河村理恵・荒川経子・荒川航太・伊井美奈代・石川真澄・上野晃弘
    運ア 愛・黄瀬恵美子・小島朋美・近藤由佳・鈴木みづほ・野亨子
    羽深美恵子・福嶋義光・山下浩美・吉沢奈緒子・吉長恒明・涌井敬子
    古庄知己

はじめに
初回情報収集
遺伝科クリニック受診に対する請求の問題
ケースの準備
遺伝性疾患に関する情報収集
診療ガイドライン
サポートグループ・支援団体,患者用の資源を見つけること
リスク評価の実施
遺伝カウンセリング資料の設置と作成
遺伝学的検査
遺伝科クリニック受診に関するマネジメント
他の専門家への紹介
家族の遺伝科クリニックへの紹介
遺伝科のケースに完了ということはあるのか?
結論
文献
●第5章 心理社会的カウンセリング
Luba Djurdjinovic
翻訳者:山本佳世乃・谷口仁美・吉田明子

はじめに
心理社会的な評価とセッションの構造
患者の語り
動的な心理学的契約を成し遂げること:作業同盟
作業同盟を破壊するもの
難しい問題を議論し,悪い知らせを伝えること
反応と心理学的に困難な経験
カウンセリーのコーピングスタイル
私たちの仕事を取り囲む理論
私たちの実践における男性
スーパービジョン:心理学のレンズに磨きをかけること
結論
文献
●第6章 患者教育
Ann C.M. Smith and Toni I. Pollin
翻訳者:櫻井晃洋・宮ア幸子

経験の共有
成人の学習者
成人学習モデル
情報時代における遺伝カウンセリング
遺伝カウンセリングセッション −患者教育のための伝達手段
患者学習のその他の側面
患者教育のための教育補助資料の活用
健康教育と推進の理念:遺伝カウンセリングへの応用
今後の方向性
概要
文献
●第7章 リスクコミュニケーションと意思決定
Bonnie Jeanne Baty
翻訳者:川田(川口)莉佳・高田史男・小畑慶子・福島明宗

リスクコミュニケーションに影響を与える要因
リスクコミュニケーションのモデル:どのような概念的枠組みが
 遺伝カウンセリングと関連するか?
クライエントとのリスクコミュニケーションの側面
家族におけるリスクコミュニケーション
意思決定に影響する因子
意思決定のモデル:どのような概念的枠組みが遺伝カウンセリングに
 関連するのか?
実践的側面:意思決定を行うクライエントを支援する方法
非指示的な態度と意思決定
リスクコミュニケーションと意思決定に対する支援の利用
文化的な調整
概要
文献
●第8章 遺伝医学的評価
Elizabeth M. Petty
翻訳者:川目 裕

はじめに
遺伝医学的評価の要素
診断的検査
臨床遺伝医の診察器具や資源
臨床症例カンファレンスと外部のエキスパートへのコンサルテーションの有用性
要約
文献
●第9章 遺伝学的検査を理解する
W. Andrew Faucett and Patricia A. Ward
翻訳者:倉橋浩樹・加藤慎也・七里由衣・加藤良美・木村栞菜・近藤麻子
    堤 愛美・宮井俊輔

はじめに
遺伝学的検査の定義
検査パラメーター
偽陽性と偽陰性の理由
陰性の検査結果の複雑さ
意義不明の変異
「理想的な遺伝学的検査」
質の高い臨床遺伝学的検査の保証
新しい臨床遺伝学的検査の開発
世界を取り巻く検査の課題と指針と診療ガイドラインの制定
遺伝カウンセリングにおける新技術の複雑さ:事例
結論
文献
●第10章 医療文書
Debra Lochner Doyle
翻訳者:宮原春美・佐々木規子・森藤香奈子・渡名喜海香子・松本 正

医療文書の重要性
医療文書はいつ書くべきか?
誰がカルテに記録するか?
医療文書の種類
医療文書に対する勧告
医療記録に含まれる情報の開示
請求および支払いのための医療文書
外部調査の対象となる文書
医療記録の保存
要約
付録:患者記録の概要
文献
●第11章 多文化における遺伝カウンセリング
Gottfried Oosterwal
翻訳者:川目 裕

挑戦
多文化的スキル
多様性は生物物理的なものではなく文化的なものである
宗教的要素
アメリカの文化の比較
四つの基本的な本質的価値
妊娠,出産,家族
疾患や病気の原因についての信念
文化の境界を越えるコミュニケーション
まとめ
付録:重要事例への対応
文献
参考図書
●第12章 倫理的・法的問題
Susan Schmerler
翻訳者:中川奈保子・小杉眞司

倫理的問題
The National Society of Genetic Counselors(NSGC)の倫理綱領
法的課題
倫理的および法的問題を提起する診療の領域
結論
文献
●第13章 学生のスーパービジョン:指示,指導,支援の方法
Patricia McCarthy Veach and Bonnie S. LeRoy
翻訳者:田村和朗
翻訳協力者:巽 純子・森田瑠香・竹下美保・二川摩周

はじめに
スーパービジョンの定義
臨床スーパーバイザーとしての遺伝カウンセラー:責任
スーパービジョンの目標とディスカッションの議題
スーパーバイザーと学生の役割
学生の責任
スーパービジョンの方法
学生の技術評価法
スーパーバイズを受ける者とスーパーバイザーの特性
共通のスーパービジョンの課題
臨床でのスーパービジョンのためのスーパービジョン協定
結論
付録:遺伝カウンセリングのための臨床スーパービジョン契約の例
文献
●第14章 遺伝カウンセリング研究:基礎を理解する
Beverly M. Yashar
翻訳者:中川奈保子・小杉眞司

なぜ研究をするのか?
研究を定義する:考え方
何が科学知識の違いを生むのか?
実験アプローチの選択
研究プロセス
データ収集と分析
発表(プレゼンテーション):すべてをまとめる
ヒトに関する難しい課題−倫理研究
終わりまで見ること
結論
文献
●第15章 専門職としてのアイデンティティと研鑽
Elizabeth A. Gettig and Karen Greendale
翻訳者:三宅秀彦・四元淳子
翻訳協力者:今野いろ葉・原田佳奈・加藤ももこ・木村 緑・利田明日香
      森田真未

はじめに
遺伝カウンセリングの専門職と役割の拡大
専門職としてのアイデンティティ
専門家としての行動
遺伝カウンセラーの認定,免許
生涯継続する学習
組織内で専門職に就く機会
専門機関への参加
政策立案における関与
専門的研修の最終目標
謝辞
付録:臨床遺伝学関連機関
文献
●第16章 教育者としての遺伝カウンセラー
Debra L. Collins and Joseph D. McInerney
翻訳者:山内泰子・升野光雄

はじめに
医療従事者対象の教育
医療従事者向けの訓練例と教育の継続
一般人への教育
科学教育基準
学生と科学教師のための教育
高学年学生(高校,大学,成人)のための教育
小学生向けの教育
倫理と公共政策に関する学習指導
効果的な発表:いかに準備するか
メディアで話す際の秘訣
教育材料を開発すること
結語
参考文献
資料
●第17章 進化する役割,拡大する機会
Elizabeth A. Balkite and Maureen E. Smith
翻訳者:三宅秀彦・四元淳子
翻訳協力者:今野いろ葉・原田佳奈・加藤ももこ・木村 緑・利田明日香
      森田真未

はじめに
職業の進化
職業の展開
遺伝カウンセリングの臨床専門領域の発展
変わりゆく技能
職務の展開: 伝統的な遺伝臨床の範囲を超えて
新しい技能と知識を身につける
新しい職務のための自分の位置づけ
先を見据える:先見性をもつ
総括
付録:既存の型にとらわれないためのツール:遺伝カウンセラーの
 従来なかった職務
文献
●第18章 まとめて復習:3症例を題材として
Jane L. Schuette, Donna F. Blumenthal, Monica L. Marvin and Cheryl Shuman
翻訳者:羽田 明・秋山奈々

はじめに(Jane L. Schuette)
小児科領域の症例(Cheryl Shuman)
生殖遺伝学の症例(Donna F. Blumenthal)
家族性腫瘍の症例(Monica L. Marvin)
文献

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