| HOME | サイトマップ | お問い合せ|
創薬・薬学研究分野
ゲノム・タンパク医科学研究分野
再生医学・医療研究分野
遺伝子医学・医療研究分野
臨床医学・臨床薬学研究分野
新刊書籍
刊行予定の書籍
学会・セミナーでの販売
広告募集 遺伝子医学MOOK
取扱書店
学会セミナーのご案内
会社案内
お問い合わせご意見・問合わせ
遺伝子医学MooK 遺伝子医学MooK別冊 遺伝子医学 遺伝子医学増刊 その他の書籍 Bio Medical Quick Review Net
トランスレーショナルリサーチを支援する


脳内環境 -
維持機構と破綻がもたらす疾患研究

編集: 高橋良輔
 (京都大学大学院医学研究科臨床神経学教授)
漆谷 真
 (京都大学大学院医学研究科臨床神経学准教授)
山中宏二
 (名古屋大学環境医学研究所病態神経科学分野教授)
樋口真人
 (放射線医学総合研究所分子イメージング研究センター
  チームリーダー)
(ISBN978-4-944157-56-3)

定価: 5,720円 (本体 5,200円+税10%)、B5判、228頁
2014年11月25日発行
本書は脳内の細胞間相互作用によって形成・維持される「脳内環境」に焦点を当て、グリア神経生物学、神経発生・再生医学、神経内分泌学等の基礎神経科学や細胞・組織・個体レベルでの分子イメージングの手法を用いて、いかにニューロンの健全性が保っているかを明らかにすると共に、これまでのニューロンの解析だけでは理解できなかった脳内環境の破綻によって生ずる精神・神経疾患の病態を解明し、新たな発想に基づく疾患バイオマーカー同定や治療戦略についても基礎神経科学者、疾患研究者の方々にご解説いただいております。 (序文より抜粋)

本誌をご購入の場合は ……………… 1冊 5,720円 (本体 5,200 円+税10%)
本書籍は、電子書籍(個人向け)でもご購入いただけます。
内容目次の ▼要旨 をクリックしますと、要旨を読むことができます。

内容目次
序文  (高橋良輔)
●第1章 神経細胞内病態と脳内環境
  1. タンパク分解系障害による脳内環境変調と神経変性メカニズム
  (高橋良輔・漆谷 真・田代善崇・星野友則・山下博史)
  2. パーキンソン病における封入体形成のメカニズムと細胞死の関連性について
  (佐藤栄人・服部信孝)
 3. 神経系におけるオートファジー/ リソソーム系を介するタンパク質分解とその破綻
  (内山安男)
 4. 神経細胞における RNA 障害と脳内環境の関連研究
  (黒坂 哲・内匠 透)
 5. 遅発性小脳失調症モデル動物にみられる軸索変性の病態
  (岡野ジェイムス洋尚)
 6. 時差の分子機構とその治療
  (岡村 均・山口賀章
 7. アストロサイト内のカルシウム調節破綻を介したアルツハイマー病の病態生理の解明
  (渡邉 究・木下彩栄)
 8. 神経変性における細胞内 TDP-43 凝集体の意義の解明
  (野中 隆)
 9. パーキンソン病の発症を予防するミトコンドリアストレス応答機構
  (松田憲之)
 10. トコンドリアダイナミクスの破綻と神経変性疾患
  (長島 駿・柳  茂)
●第2章 神経・非神経細胞ネットワークと脳内環境
 1. グリア - 抹消免疫組織連関からみた神経変性機序の解明
- 筋萎縮性側索硬化症を中心として -
  (小峯 起・山中宏二)
 2. 損傷運動神経再生におけるグリア・神経間応答の形態と分子基盤
  (木山博資)
  3. オプチニューリン遺伝子異常による脳内環境変化と神経変性の関わりの解明
  (大澤亮介・川上秀史)
 4. アストロサイトの部位特異的プロファイルがもたらす脳内環境と神経保護
  (浅沼幹人・宮崎育子)
 5. 高感度Ca2+プローブG-CaMP を用いた脳内シナプス活動のイメージング
  (大倉正道・中井淳一)
 6. 膜型分子CD47 とSIRPαによる細胞間接触シグナルと脳内環境制御
  (大西浩史・橋本美穂)
 7. ミクログリアの毒性転換の制御による神経変性疾患の新規治療法開発
  (竹内英之)
 8. オプトジェネティクスと小動物 functional MRI の融合による脳内環境変化の解析
  (田中謙二・三村 將・高田則雄)
 9. 神経炎症反応によって制御される脳内アミロイド代謝システムの分子機構
  (富田泰輔)
 10. 脳内温度・浸透圧の感知メカニズムとその破綻
  (富永真琴)
 11. 末梢神経損傷により中枢移行する免疫系細胞と神経障害性疼痛の関連
  (中川貴之・白川久志・金子周司)
 12. 恒常性維持機構の破綻とNaxチャネル
   (檜山武史)
 13. 筋萎縮性側索硬化症におけるタンパク質の線維化とシーディング現象
  (古川良明)
 14. 周産期疑似ウイルス感染モデルの神経発達障害におけるインターフェロン誘導性膜タンパク質 IFITM3 の役割
  (山田清文)
 15. シナプス伝達維持におけるアストロサイト・ニューロン間エネルギー共生
  (永瀬将志・加藤総夫)
●第3章 脳内環境をモニターするイメージング
 1. 毒性因子の伝達機構を標的とした脳内環境の分子イメージング
  (樋口真人)
 2. 内因性チャネルを用いた脳内レドックス環境イメージングと老化・病態脳研究への応用
  (柿澤 昌)
 3. シヌクレイノパチーの分子イメージング
  (武田 篤・菊池昭夫)
 4. フッ素MR 画像法によるアミロイドオリゴマーのin vivo 病態解析
  (遠山育夫・柳沢大治郎・Nor Faeizah Ibrahim・田口弘康)
 5. 脳内環境変化による興奮性シナプス制御の分子イメージング解析
  (林  崇)
 6. 脳内環境のミクロ解析を可能にする顕微内視鏡の開発
  (船曳和雄)
 7. 質量分析イメージングによる脳内環境の可視化
  (矢尾育子)
 8. パーキンソン病および関連神経変性疾患の PET 酸化ストレスイメージング
  (米田 誠・井川正道・岡沢秀彦)
●索引

●本誌のご購入は、こちら




●個人向け電子書籍のご購入は、こちら

Top
 株式会社 メディカルドゥ
 〒550-0004  大阪市西区靭本町1-6-6 大阪華東ビル5F  E-mail:home@medicaldo.co.jp

(C) 2000 Medical Do, Co., Ltd.