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2017年7月31日発行

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がん免疫療法
 - What's now and what's next ? -

監修: 珠玖 洋
 (三重大学大学院医学系研究科遺伝子・免疫細胞治療学教授
  三重大学複合的がん免疫療法リサーチセンター長)
(ISBN978-4-944157-61-7)

編集: 池田裕明
 (長崎大学大学院医歯薬学総合研究科腫瘍医学分野教授)
影山愼一
 (三重大学大学院医学系研究科遺伝子・免疫細胞治療学教授)
西川博嘉
 (国立がん研究センター先端医療開発センター免疫TR分野長
  名古屋大学大学院医学系研究科微生物・免疫学講座
  分子細胞免疫学教授)
定価: 5,885円 (本体 5,350円+税10%)、B5判、292頁
最近の免疫チェックポイントを中心としたがん免疫療法の大きな成功は,長年様々な角度から続けられてきた開発努力の方向の正しさを力強く立証するものとなり,また,科学的視点からの大きな展開は,長年仮説として提案されてきた「宿主のがんに対する免疫監視機構」の存在を疑いようもなく明らかにしました。様々ながん種における免疫チェックポイント抗体の有効な患者さんの存在は,今後ヒトにおける免疫監視機構のより詳細なメカニズムの解析を提供しはじめています。
本書では,できるだけ網羅的に分野全体をカバーし,がん免疫研究分野での第一線の研究者の方々に新しい取り組みを含めてご解説いただいております。 (「監修によせて」より抜粋)

● 本誌をご購入の場合は ……………… 1冊 5,885円 (本体 5,350 円+税10%)
● 本書籍は、電子書籍(個人向け)でもご購入いただけます。
● 内容目次の ▼要旨 をクリックしますと、要旨を読むことができます。

内容目次
● 監修によせて  (珠玖 洋)
●第1章 総論
 1. がん免疫療法 - 夢,研究,そして実現への長い道程 -
  (中山睿一)
 2. ヒトがん免疫病態の理解と展望
  (河上 裕)
 3. 免疫チェックポイント阻害剤のもたらしたインパクト
  (安達圭志・玉田耕治)
 4. がん免疫反応の攻める側と抑える側
  (杉山栄里・西川博嘉)
 5. 抗がん剤による細胞死と宿主免疫応答
  (地主将久
)
 6. 腸内細菌とがん治療応答性
  (加藤琢磨)
●第2章 最近のがん免疫療法開発の臨床的成果と位置づけ
 1. 免疫チェックポイント阻害剤
 1) 悪性黒色腫
  (山﨑直也)
 2) 婦人科腫瘍に対するがん免疫療法臨床開発
  (濵西潤三・万代昌紀・小西郁生)
 3) 非小細胞肺がんにおける免疫チェックポイント阻害剤の臨床開発
  (堀尾芳嗣)
 2. 受容体改変T細胞輸注療法
 1) 造血器腫瘍に対するCAR-T細胞療法
  (小澤敬也)
 2) 血液がんに対するがん抗原特異的TCR遺伝子導入T細胞療法
  (藤原 弘)
 3) 固形がんに対するTCR改変T細胞療法
  (影山愼一)
 3. がんワクチン
 1) がんペプチドワクチン療法開発の成果と位置づけ
  (中面哲也)
 2) 本邦でのがんワクチン開発と今後の動向
  (山田 亮・和氣加容子)
 3) CTLとTh細胞を共に活性化できるがんペプチドワクチン療法の開発
  (平山真敏・西村泰治)
 4) タンパクおよび長鎖ペプチドによるワクチン
  (岡澤晶子・和田 尚)
 4. 腫瘍溶解性ウイルス
 1) ウイルス療法と抗腫瘍免疫
  (谷 憲三朗)
 2) 遺伝子組換え単純ヘルペスウイルスⅠ型(G47Δ)を用いた悪性グリオーマのウイルス療法
  (伊藤博崇・藤堂具紀)
 3) 腫瘍溶解性ウイルスHF10による再発乳がん多発結節症例,
切除不能進行膵がん症例に対する臨床研究
  (粕谷英樹・直江吉則・一ノ瀬 亨・廣岡芳樹・後藤秀実・田中舞紀)
●第3章 がん免疫療法臨床試験からのレッスン
 1. 免疫抑制分子とリンパ球の腫瘍浸潤
  (村岡大輔)
 2. 宿主免疫でのネオアンチゲンの役割
  (松下博和・唐崎隆弘・垣見和宏)
 3. 腫瘍免疫における遺伝子変異集積の意義
  (水野晋一
)
 4. バイオマーカーとしてのPD-L1
 (朝尾哲彦・吉村 清)
 5. バイオマーカーとしての免疫抑制細胞
  (北野滋久)
●第4章 次世代がん免疫療法へのチャレンジ
 1. 多機能性がん免疫賦活作用を有する人工アジュバントベクター細胞
  (藤井眞一郎・清水佳奈子)
 2. アジュバントがつなぐ自然免疫と獲得免疫
  (神沼智裕・黒田悦史・石井 健)
 3. 新規TLR3アジュバントの開発
  (瀬谷 司・松本美佐子
)
 4. CCR4抗体によるがん免疫療法
 (石田高司)
 5. ヒト型抗CD4抗体IT1208のがん治療薬としての臨床開発
  (松島綱治・上羽悟史)
 6. iPS細胞技術を用いたがん抗原特異的T細胞療法の開発
  (前田卓也・増田喬子・河本 宏)
 7. iPS細胞由来ミエロイド細胞の大量生産とがん治療への応用
  (千住 覚)
 8. 細胞内がん抗原を標的としたCAR-T細胞
  (宮原慶裕)
 9. 代謝制御によるT細胞機能調節
  (
榮川伸吾・鵜殿平一郎)
10. T細胞放出エクソソームによるがんの浸潤・転移抑制機構
  (瀬尾尚宏)
11. 複合的がん免疫療法への期待
  (河上 裕)
12. 免疫チェックポイント阻害療法抵抗性腫瘍への免疫療法
  (杉山大介・原田直純)
13. Personalized Medicineとしてのがん免疫療法
  (池田裕明)
●第5章 わが国での開発促進に何が必要か
 1. イノベーション創出拠点形成国家プロジェクトの歴史と成果そして展望
- 治癒的治療法の開発に向けて -
  (小島伸介・西村秀雄・山中敦夫・福島雅典)
 2. わが国でのレギュレーション整備への期待
  (永井純正)
 3. がん治療における産官学連携の推進
  (
上田龍三)
●おわりに
未来のがん免疫療法への期待
  (佐藤昇志)
●索引

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