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これ一冊で再生医療のすべてがわかる
自然治癒力を介して病気を治す。
体にやさしい医療
「再生医療」
-細胞を元気づけて病気を治す-
(ISBN978-4-944157-72-3)
著者
:
田畑泰彦
(京都大学再生医科学研究所生体材料学分野教授)
定価
:
1,885円 (本体 1,714円+税10%)、A5判、124頁
2014年2月15日発行
●
本書籍をご購入の場合は ……………… 1冊
1,885円
(本体 1,714 円+税10%)
●
本書籍は、電子書籍(個人向け)でもご購入いただけます。
●発刊にあたって:
まず,「再生医療」の歴史とその全体像について俯瞰してみよう
●はじめに:
再生医療とはどのようなものか?
●第1章 再生医療を理解するための最低限の基礎知識
T.再生医療を理解するための細胞とその関連分野の基礎知識
1.細胞と組織幹細胞
2.ES細胞とiPS細胞
3.細胞外マトリクス(体内での細胞の家の天然材料)
(1)コラーゲン
(2)エラスチン
(3)基底膜
(4)グルコサミノグリカン
4.細胞増殖因子
5.ケモカイン
U.再生医療を理解するための次世代バイオマテリアルと組織工学
V.バイオマテリアル技術を活用した細胞力を高める(細胞を元気にする)アプローチ
1.細胞増殖因子(細胞の食べ物)を届けるドラッグデリバリー(DDS)技術
(1)DDS技術の必要性
(2)DDS技術の目的
2.細胞足場技術(細胞の家を作る技術)
(1)足場のための生体吸収性材料と材料加工技術
(2)機能性足場の設計
●第2章 組織工学を活用した再生医療の具体例
T.再生治療の方法論(細胞移植と組織工学)
U.DDS技術を活用した再生治療
1.DDSの必要性とハイドロゲル徐放化技術
2.細胞増殖因子徐放化技術による再生治療
3.患者まで届いている細胞増殖因子徐放化技術による再生治療
4.2種類の細胞増殖因子の徐放化による再生治療
5.細胞増殖因子の徐放化技術は細胞移植効率を高める
V.再生治療に対するDDS技術の新しい展開
1.外科治療だけでなく内科治療にも応用は広がる
2.難治性慢性線維性疾患に対する再生治療の試み
3.DDS技術による体内幹細胞動員による再生治療〔細胞動員治療(漁しょう治療)〕
W.足場技術を活用した再生治療
X.再生治療に対する足場技術の新しい展開
Y.再生研究に対するDDS技術の応用
1.生物医学研究のための生理物質の徐放化技術
2.遺伝子導入と細胞機能の遺伝子改変技術
Z.再生研究に対する足場技術の応用
1.材料の表面,バルク性質と2, 3次元構造が細胞に影響を与える
2.体の最小単位は細胞,生物機能の最小単位は細胞の塊(細胞凝集体の重要性)
●第3章 再生医療(再生研究と再生治療)の未来に向けて
T.再生治療の3つの目的とそれを可能とするための周辺技術
U.再生治療を実現するために
V.細胞も大切であるが,その能力を高める材料技術も重要
−家を作る足場技術,食べ物を届けるDDS技術−
●
最後に:
行政との連携,国の支援
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