|
内容目次 |
|
●序論:メタボロミクスの概念と戦略
- 包括的プロファイルから差異や類似性を見出す - (田口 良) |
|
●第1章 メタボロミクスの基盤技術 |
1.メタボロミクスにおける分析手法(基礎編) |
1)メタボロミクスにおけるLC/MSの特徴と有用性 (宮野 博)
|
|
2)メタボロミクスによる包括的解析のストラテジー
- 対象を定めない網羅的解析手法と特定の分子を対象とした特異的解析手法を
いかに組み合わせるか - (田口 良)
|
|
2.メタボロミクスにおける分析手法(実践編) |
1)生体試料を対象にしたLC/MSによる極性代謝物一斉分析
(Khin Than Myint・小田吉哉)
|
|
2)CE-MSによる癌のメタボロミクス (平山明由・江角浩安・曽我朋義)
|
|
3)GC/MSによるメタボロミクス (福崎英一郎・馬場健史)
|
|
4)臨床応用をめざしたトリグリセリド分子種の包括的メタボローム解析
(池田和貴・田口 良)
|
|
5)酸性リン脂質を中心としたリン脂質の分析手法 (小木曽英夫・田口 良)
|
|
6)NMR法による代謝表現型解析 - その現状と将来展望 - (菊地 淳)
|
|
3.インフォマティクス |
1)MassBank - メタボロームマススペクトルデータベース -
(蓬莱尚幸・二瓶義人・尾嶌雄也・池田 奨・西岡孝明)
|
|
2)ガスクロマトグラフィ/質量分析(GC/MS)データからの代謝物迅速簡易同定法
(馬場健史・金谷重彦・福崎英一郎)
|
|
3)質量分析データを解析するための定量手法AB3DおよびMass++の開発
(青島 健・小田吉哉)
|
|
4)人工知能によるCE-MSにおける未知代謝物質の同定法
(杉本昌弘・平山明由・曽我朋義・冨田 勝)
|
|
5)新しい化合物IDに基づくLipidBank (有田正規)
|
|
6)脂質同定アプリケーションLipid Searchとその活用法 (横井靖人・田口 良)
|
|
7)NMRメタボロミクス解析ソフトウエア (近山英輔・赤木謙一・菊池 淳)
|
|
4.局所解析 |
1)メタボロームの分布可視化法について
(中村 貴・早坂孝宏・井上菜穂子・仁科博史・瀬藤光利)
|
|
2)質量分析計を用いた脂質の組織局在解析 (中西広樹・田口 良)
|
|
3)脳微小領域におけるスフィンゴ糖脂質の局在解析 (池田和貴・田口 良)
|
|
4)1細胞ダイレクトMS法によるメタボロミクス (水野 初・津山尚宏・升島 努)
|
|
5.システム生物学への展開 |
1)マルチオミクス(multi-omics)解析で見えてきた大腸菌の遺伝・
環境変化に対する応答機構 (中東憲治・冨田 勝)
|
|
●第2章 メタボロミクスの医療・創薬への応用 |
1.疾患,病態解析への応用 |
1)肥満・代謝異常マウスのメタボローム解析:
SNARKノックアウトマウスの生理機能解析 (土原一哉・江角浩安)
|
|
2)ステロイドホルモンの心筋障害抑制作用とプロスタグランジンD2
(佐野元昭・徳留(横尾)さとり)
|
|
3)メタボロミクスから見た寄生虫の低酸素適応戦略 (北 潔)
|
|
4)脂肪酸代謝と炎症のメタボロミクス (有田 誠)
|
|
5)出血性ショックにおけるラット腸間膜リンパ液中の脂質メタボローム解析
(小林哲幸)
|
|
6)脂質メタボロームから見るsPLA2群の生体内機能 (村上 誠)
|
|
7)NMRメタボロミクスの医療への応用 - 生活習慣病・慢性腎臓病を標的にして
-
(藤原正子・今井 潤・関野 宏・竹内和久)
|
|
2.病態マーカー探索 |
1)GC/MSを用いるメタボロミクスの化学診断, 個別化医療, 化学物質毒性評価への応用 (久原とみ子) |
|
2)酸化ストレスマーカーとしての酸化リン脂質のメタボロミクス
(中西広樹・田口 良)
|
|
3.創薬開発への応用 |
1)薬理作用機序研究におけるメタボロミクス (上原泰介・小田吉哉)
|
|
2)創薬における毒性回避の研究 (橋本 豊)
|
|
3)フーリエ変換イオンサイクロトロン共鳴質量分析装置(FT-ICR MS)を用いた
メタボリックフィンガープリンティングによる毒性評価への適用
(長谷川美奈・竹中重雄)
|
|
4)オミクス統合解析によるフィトケミカル生合成遺伝子の解明 (平井優美)
|
|
●索引 |