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2016年3月30日発行

遺伝カウンセリングのためのコミュニケーション論
京都大学大学院医学研究科遺伝カウンセラーコース講義

(ISBN978-4-944157-66-2)
編者: 小杉眞司
 (京都大学大学院医学研究科 社会健康医学系専攻
  医療倫理学/遺伝医療学分野(遺伝カウンセラーコース)
  教授)
通年講義担当者:
浦尾充子
 (京都大学大学院医学研究科 社会健康医学系専攻
  医療倫理学/遺伝医療学分野(遺伝カウンセラーコース)
  非常勤講師)

鳥嶋雅子
 (京都大学医学部附属病院 遺伝子診療部
  遺伝カウンセラー)

村上裕美
 (京都大学医学部附属病院 遺伝子診療部
  遺伝カウンセラー)
定価: 5,500円 (本体 5,000円+税10%)、A4変型判、404頁
10年間、工夫・蓄積された講義内容をさらにブラッシュアップ。
認定遺伝カウンセラー養成校や臨床遺伝専門医のテキスト、遺伝医療に携わる医師・コメディカルなどの教育・自己研鑽に最適です。

本書籍をご購入の場合は ……………… 1冊 5,500円 (本体 5,000 円+税10%)

●テキスト発刊に向けて (小杉眞司)
●緒言 (浦尾充子)
基礎編 (講義担当者名がない講義およびコラムは浦尾充子、鳥嶋雅子、村上裕美が担当)
●講義前手渡し資料 はじめに(講義の流れについて・講義担当者の自己紹介)
1日目 遺伝カウンセラーのコミュニケーション 基本的な考え方
     コラム:ナラティヴ(narrative)・アプローチとは
2日目 遺伝カウンセラーの基本的態度と内側(内的照合枠)からの理解
     コラム:「非指示的遺伝カウンセリング」と「クライエント中心の遺伝カウンセリング」
3日目 共感的理解を理解する
     コラム:照合枠(Frame of Reference)とは
          〜クライエントの内的照合枠を共感的に理解するために
     コラム:遺伝カウンセリングの面接の枠組み(構造)
4日目 遺伝カウンセリングの流れおよび信頼関係(ラポール)の形成
     コラム:面接の開始とアイスブレイキング
     コラム:アジェンダセッティング
5日目 ノンバーバルコミュニケーションの重要性
     コラム:関与しながらの観察
6日目 電話受付の留意点
     コラム:ジョハリの窓〜人が関わりあって成長するプロセス〜
7日目 臨床遺伝専門医と共に実施する遺伝カウンセリング
     コラム:医療の立場と遺伝カウンセラーの中立的立場
     コラム:同席と陪席の意味
     コラム:アサーティブなコミュニケーション〈DESC法〉
8日目 遺伝カウンセリングにおける情報提供
     コラム:良い質問、良くない質問
9日目 遺伝カウンセリングにおける意思決定支援
     コラム:動機づけ面接(MI:Motivational Interviewing)の理論を
          遺伝カウンセリングに応用する
10日目 医療ソーシャルワーカー(MSW)の事例から学ぶ
     〜クライエント支援のためのコミュニケーション〜 (隈村綾子)
     コラム:チーム医療に参加するために必要な社会人基礎力
11日目 喪失体験の理解
      コラム:生殖補助医療とクライエントの葛藤
12日目 ライフステージとメンタルヘルス
     コラム:自己実現
     コラム:ライフスキル(WHO)
13日目 家族面接における遺伝カウンセラーの役割
     コラム:家族療法の視点〜システムズアプローチ
14日目 遺伝カウンセリングの終了とフォローアップ
     コラム:リラクセーション(自律訓練法)
15日目 遺伝カウンセリングにおける倫理
     コラム:知る権利・知らないでいる権利
16日目 障害と社会の理解
     コラム:障害児・者の福祉と遺伝カウンセリング
     コラム:社会に対するヒト遺伝教育
17日目 遺伝カウンセリングと防衛機制
18日目 遺伝性の病(illness)と共に生きるということ
     コラム:行動変容ステージモデルと重要性・自信の評価
●夏休みの宿題(1)日本人のコミュニケーション
●夏休みの宿題(2)試行カウンセリング
実践編 (講義担当者名がない講義およびコラムは浦尾充子、鳥嶋雅子、村上裕美が担当)
1日目-I 事前準備:京大の遺伝カウンセラーコースでのロールプレイの授業の流れ
      コラム:ロールプレイについて知っておきたいこと
1日目-II 事前準備:病院実習の流れ、記録の方法、情報の取り扱い
      コラム:アサーティブに自己開示することの必要性
      コラム:スーパービジョンとピアスーパービジョン
      ミニレクチャー:わかりやすい説明資料作り (宮野公樹)
2日目 循環器の疾患(マルファン症候群)の遺伝カウンセリング (吉田晶子)
     遺伝医学資料:マルファン症候群(Marfan syndrome )(沼部博直)
3日目 難聴の遺伝カウンセリング
     遺伝医学資料:遺伝性難聴 (北尻真一郎)
4日目 視覚障害(網膜色素変性)の遺伝カウンセリング (荒井優気)
     遺伝医学資料:網膜色素変性 (小杉眞司)
     ミニレクチャー:美術館と博物館における視覚に障害のある人との
               対話型鑑賞法 (塩瀬隆之)
5日目 当事者団体と関係機関との連携(網膜色素変性の場合) (荒井優気)
6日目 NICU における支援とグリーフワーク (桐林和代)
     遺伝医学資料:NICU(新生児集中治療室) というところ (道和百合)
7日目 家族性腫瘍のクライエントの支援について
     遺伝医学資料:家族性腫瘍 (小杉眞司)
8日目 出生前検査に伴う遺伝カウンセリング (勝元さえこ)
     遺伝医学資料:出生前診断 (澤井英明)
     コラム:出生前診断で考えたいこと:産みたいのか、育てたいのか? (宇津野恵美)
     コラム:遺伝カウンセリングと療育
9日目 進行性で治療法のない遺伝性疾患に関する発症前検査を希望して来談した人との
     遺伝カウンセリング〜危機への準備を主に考える〜
     遺伝医学資料:発症前診断 (和田敬仁)
     コラム:認知行動療法の考え方を用いたうつ・自殺予防のための関わり
10日目 親から子に『遺伝』について伝える (岡田千穂・秋山奈々)
     遺伝医学資料:子どもの神経難病 (和田敬仁)
     コラム:子どもの権利について (秋山奈々)
11日目 性分化疾患(完全型アンドロゲン不応症)の遺伝カウンセリング
12日目 遺伝カウンセリング室を作ろう! (勝元さえこ)
     コラム:立ち上げ時に検討すると良いもの (勝元さえこ)
     コラム:遺伝カウンセラーの服装〜白衣を着る?着ない?〜
13日目 ゲノミックカウンセリングと未来 (佐藤智佳)
     コラム:米国遺伝子検査会社との連携 (高谷明秀)
14日目 難しいクライエントのアセスメントと対応 (浦野真理)
●課外授業 心理アセスメントについて+体験学習
特別講義 立ち止まって考えて欲しいテーマ
           (講義担当者名がないコラムは浦尾充子、鳥嶋雅子、村上裕美が担当)
 1 日本人と遺伝カウンセリング 再考 (富和清隆)
 2 医療社会学の立場からあたりまえを疑う (横山葉子)
   コラム:アイディア発想法
 3 インフォームド・コンセントとShared Decision Making(共有意思決定) (中山健夫)
 4 性分化疾患のクライエントに配慮したいこと (室谷浩二)
 5 先天性疾患と容貌に関する心理〜口唇裂・口蓋裂を中心に (松本 学)
 6 発達障害の特性のあるクライエントとの関わり方 (柿沼宏明)
 7 チーム医療における医療者との葛藤 (萩原明人)
    ミニレクチャー:医療の中で起こりやすいずれ (荒井優気)
    ミニレクチャー:チーム医療とは〜千葉大学のIPE (宇津野恵美)
   ミニレクチャー:主治医と臨床遺伝専門医の役割・連携 (三宅秀彦)
 8 「X 連鎖性疾患に罹患したのは、お母さんのせい」とならない説明 (和田敬仁)
 9 染色体のわかりやすい説明 (三宅秀彦)
 10 遺伝子診断と差別〜生命保険を中心に〜 (三宅秀彦)
 11 ロールプレイ実習における模擬クライエント役を担当して(谷 進一)
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最後に (宇津野恵美・浦野真理・鳥嶋雅子・村上裕美・浦尾充子・小杉眞司)
●付録
 1 関連学会(遺伝カウンセリングを含む)
 2 遺伝カウンセラー養成専門課程
 3 全国遺伝子医療部門連絡会議 維持機関会員施設名簿
 4 指定難病
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