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トランスレーショナルリサーチを支援する
創薬研究者必見!
最新トランスポーター研究2009
編集: 杉山雄一(東京大学大学院薬学系研究科分子薬物動態学教室教授)
金井好克(大阪大学大学院医学系研究科生体システム薬理学教授)

本書籍をご購入の場合は ……………… 1冊 5,866円 (本体 5,333円+税10%)


要 旨

(第1章、第2章)

総論薬物動態とトランスポーター (杉山雄一)

要旨なし
総論薬効標的のトランスポーター (金井好克)

要旨なし
第1章 トランスポーター研究の基礎
1.トランスポーターの種類
1 SLC の構造と機能 (本橋秀之・乾 賢一)

Human Genome Organisation(HUGO)によって,二次性能動輸送や促進拡散型のトランスポーターがsolute carrier(SLC)ファミリーとして分類・命名された。SLCに分類されるトランスポーターは様々な生理機能に関与するが,特に薬物動態に重要な役割を果たすのはペプチドトランスポーター(SLC15),有機アニオントランスポーター(SLCO,SLC21),……
2 ABC タンパク質の機能と輸送メカニズム (植田和光)

ABC(ATP-binding cassette)タンパク質ファミリーは類似の二次構造とATP結合ドメインをもちながら,メンバーの中には輸送体として機能するものだけでなく,チャネルとして機能するものや受容体のように機能するものが存在する。……
3 Targeted Absolute Proteomics を用いたトランスポーターの新しい研究展開 (大槻純男・上家潤一・寺崎哲也)

トランスポーター研究において,組織や細胞におけるトランスポーターの絶対発現量を網羅的に得ることは,各トランスポーターの生体における役割の解明や輸送システムの種差,個人差,年齢差,病態変化などを理解するために必須である。また,トランスポーターの絶対発現量のプロファイルは,今後,トランスポーター研究における多くの困難な課題を解決し,……
2.構造と機能
1 核酸塩基-陽イオン共輸送体の構造と機能 (岩田 想)

核酸塩基-陽イオン共輸送体は核酸塩基およびその関連化合物のサルベージ経路に必須な膜タンパク質である。われわれは最近,その一種であるヒダントイン輸送体Mhp1の構造を,基質結合部位が外向きに開いている状態,および基質を結合して閉じている状態で解析することに成功した。……
2 トランスポーターによる多剤認識の構造的基礎 (山口明人・中島良介)

多剤排出トランスポーターは,化学構造上ほとんど関連性のない幅広い薬物・毒物を排出するという点で,一般のトランスポーターとは大きく異なっている。筆者らは,2002年に初めて細菌の多剤排出トランスポーターのX線結晶構造解析に成功し,多剤認識の構造的基礎を明らかにした。……
第2章 トランスポートソームの概念
1 トランスポートソームその概念と生体輸送における重要性 (金井好克

生体膜物質輸送の機能単位は,個々の単一の輸送分子(トランスポーター,チャネル,ポンプ)ではなく,様々な相互作用によって関係しあった輸送分子群,機能制御分子群,それを束ねる足場タンパク質群が集積して形成する分子複合体(トランスポートソーム)である。……
2 薬物動態関連トランスポーターと相互作用するタンパク質 (杉浦智子・加藤将夫)

トランスポーターは種々薬物の体内動態に重要な役割を担っていることが示されつつあり,個々のトランスポーターに着目した研究が多くなされてきた。一方,細胞膜直下に発現するPDZタンパク質は,トランスポーターと相互作用し,トランスポーターの細胞膜へのソーティング,細胞膜表面での安定化,輸送駆動力を供給するトランスポーターとの共局在など,……
3 薬物動態関連トランスポーターとERM タンパク質 (伊藤晃成・鈴木洋史)

ezrin,radixin,moesinを含むERMタンパク質は,アクチン線維と細胞膜および細胞膜タンパク質をつなぐ細胞質タンパク質として知られている。いくつかの薬物トランスポーターにおいては,ERMタンパク質との相互作用が膜表面での安定発現に必要であることがわかってきた。……
4.トランスポートソームの破綻による疾患
1 偽性低アルドステロン症Ⅱ型とWNK キナーゼ (内藤省太郎・内田信一)

偽性低アルドステロン症II型は,高血圧・高カリウム血症・代謝性アシドーシスをきたす常染色体優性遺伝形式の疾患である。この疾患の原因遺伝子としてWNK1とWNK4が同定された。この疾患の患者においてサイアザイドが治療に効果的であることから,サイアザイドのターゲットであるNa-Cl共輸送体(NCC)が病態に深く関わっていることが予想され,……
2 物質輸送システムの支持機構としてのセプチン系とその破綻 (木下 専)

物質輸送システムの分子実体は,細胞内に極性配置され,組織化された多数のトランスポーターやチャネルである。細胞構造の基礎をなす細胞骨格のネットワークは,(1)輸送体を振り分ける小胞選別輸送,(2)物理的障壁による脂質二重膜の区画化,(3)輸送体を係留・組織化するスキャホールドの構築,によって……
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