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最新創薬学2007
 
−薬物動態学特性の解析は創薬のキーワード−



(ISBN978-4-944157-37-2)
 
   
  編集杉山雄一(東京大学大学院薬学系研究科分子薬物動態学教室教授)
定価本体 5,000円+税、B5判、320頁
2007年4月10日発行
 
  本書は、創薬の全過程における薬物動態研究の方法論、解析法を記述する中で、近年のトランスポーター研究の進歩、in silico 解析技術の進歩、さらには動態研究者と医薬品化学(メディカルケミストリー)研究者のフィードバックの重要性、前臨床から臨床へのトランスレーション、毒性の予測における薬物動態研究の必要性に焦点をあて、製薬企業における研究者(薬物動態、製剤、DDS、医薬品化学、薬理、毒性、臨床開発)、大学において創薬に関わる基礎・実用研究を志している研究者、トランスレーショナルリサーチに従事する医学・薬学・工学の研究者、病院薬剤師の皆様に読んでいただけるよう編集されております。

* 本書籍は、残り僅か・表紙等に少々難ありです。
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内容目次
●序文今,新しい創薬パラダイムの中心である薬物動態特性の
       至適化に注目!(杉山雄一)
●総論前臨床における薬物動態研究の役割 (杉山雄一) 要旨なし
●第1章 薬物吸収の予測
概論消化管吸収の予測 (山下伸二)
1.消化管吸収における薬物トランスポーターと代謝酵素 (玉井郁巳)
2.消化管吸収に影響する機能性製剤添加物 (森下真莉子)
3.人工膜を用いた受動拡散消化管膜透過性の評価 (菅野清彦)
●第2章 薬物クリアランス(代謝,取り込み,排泄)および組織移行特性の予測
概論in vitro からin vivo への予測および探索研究における重要性 (楠原洋之)
1.代謝特性,クリアランス,相互作用の予測 
1) ヒト肝細胞を用いた予測とデータのばらつきについて (大野泰雄)
2) 代謝的安定性,初回通過代謝の予測 (成富洋一)
3) 腸肝循環の考え方と重要性 (加藤基浩)
4) 薬物代謝酵素代謝モデル (山添 康)
5) 代謝における相互作用の予測 (伊藤清美)
6) コンピュータを用いた薬物間相互作用の定量的予測
 (設楽悦久・加藤基浩・堀江利治・杉山雄一)
7) 代謝誘導の評価 (内藤真策)
8) 代謝酵素およびトランスポーターの誘導機構と予測 (転写因子による制御)
 (小林カオル・千葉 寛)
2.肝臓、腎臓での取り込み,排泄クリアランス,相互作用の予測
1) 肝取り込み,排泄の予測 (前田和哉)
2) 肝における輸送体のソーティング調節 (伊藤晃成・鈴木洋史)
3) 薬物輸送を制御するアダプタータンパク質 (加藤将夫・内海理恵・辻 彰)
4) 腎臓における薬物輸送の機能評価 (楠原洋之)
5) 輸送における薬物間相互作用 (設楽悦久)
6) 薬物トランスポーター情報統合データベースTP-search
 (前田和哉・楠原洋之・杉山雄一)
3.薬効組織(脳,腫瘍)への輸送特性の評価
1) 血液脳関門の透過性の評価 (寺崎哲也・大槻純男・上家潤一)
2) 腫瘍細胞における薬物輸送 (色川正憲・玉井郁巳)
●第3章 薬物動態研究と毒性の評価,予測
概論ヒト毒性予測に向けての新規方法論 (池田敏彦)
1.トキシコパノミクスと毒性評価・予測トキシコゲノミクス,トキシコプロテオミクス,
    トキシコメタボロミクス) (堀井郁夫・山田 弘)
2.薬剤によるQT間隔延長および不整脈発現の予測 (山本恵司)
3.薬剤誘導性の副作用・毒性発現におけるトランスポーターの関与 (前田和哉)    
●第4章 薬物動態・製剤研究者と,医薬品化学研究者のフィードバック
概論ADMET in silico 予測に基づく創薬 (多田幸雄)
1.リード最適化と動態・物性 (松岡宏治)
2.ADMET予測におけるインフォマティクスの役割
    (清水 良・中尾和也・高橋 芳・鳥海 亙)
3.動態特性のin silico 予測 (山下富義)
4.トランスポーターの3D-QSAR解析
  Ligand-Based Drug Design手法からのアプローチ (広野修一)
5.QIDSMの考え方,提唱 (設楽悦久)
●第5章 前臨床から臨床へのトランスレーション
概論非臨床データから臨床データへのブリッジング (樋坂章博)
1.体内動態個人差のメカニズム-代謝酵素遺伝子多型,多型以外のメカニズム)
    (家入一郎)
2.体内動態個人差のメカニズムトランスポーター (前田和哉)
3.ゲノム情報を基盤としたタクロリムス体内動態解析と個別化免疫抑制療法への応用
    (福土将秀・乾 賢一)
4.臨床薬物動態の実践,トランスレーショナルPK/PD研究ワルファリン
    (高橋晴美・越前宏俊)
5.バーチャルクリニカルトライアル (加藤基浩)
●索引




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